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第三の冒険
2005-03-13 Sun 14:34
ああ、来たな。元気か?

…………………

暖炉わきの壁の掛け金に乗っかったまま、E.J.は押し黙っている。

……………
…………
………
……


いやな、その……今回の冒険のこと、実を言うと俺はよく知らないんだ。ピップの奴、俺を置いてマーリンに会いにいったらしい。前回の続きだからして、ピップが閉め忘れてきた〈魔界の門〉を閉めに行くのは間違いないと思うんだが……

……う?引っ張られるぅぅぅ!魔法~だ~あ~ぁぁぁぁぁ!

E.J.は壁から忽然と消え失せた!

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出発(どこへ?)
2005-03-13 Sun 20:07
マーリンは無造作に左手を振り、どこからともなくエクスカリバー・ジュニアを取り出した。

……と、いうわけで、俺は突然マーリンの魔法で瞬間移動した。そこはキャメロット城の円卓の前、アーサー王の御前だ。ピップはすっかり冒険の準備を整えていた。あれよあれよという間に俺とピップは冒険の旅を始めることに。

「ちょっと待って!魔界の門へなんて、どうやって行くのかも知らないんだ!」ピップは必死になって叫んだ。
「いちばん不気味なほうへ進め。どこから出発しようといずれはそこへ辿りつくようになっておる……」マーリンの乾いた声がピップの頭の中で響いた。


どうやらピップの現状把握も俺と大して変わらないらしいな。可哀想なピップ……。(ピップの装備や魔法についてはこの記事の続きを参照してくれ)

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ポゴルフィット
2005-03-13 Sun 22:57
マーリンに送り込まれた場所は、緑濃い木が茂る村で、およそ魔界とは関係なさそうだ。目の前の広場では、三本の剣と子馬と木槌とネットとトゲのある鉄球を使った奇妙な競技が行われている。(そう言われたってどんなスポーツかわからないと言いたいかもしれないが、俺なんか見ててもわからない)
呆然と試合を眺めていると、観戦していた女がピップに近づいてきて言った。
「あなた、ポゴルフィットの競技をなさらないの?」


この村から先に進むとしても、どこにも不気味な気配はないな。あえて言うなら、このポゴルフィットという競技がいちばん不気味ではある。ここはひとつ参加してみるか?(どうせ俺の出番はなさそうだしな)

「ちょうどよかった。これからスコットランドからの招待チームと試合なのさ」
やがて、キルトに身を包んだ屈強な男たちが現れた。グラウンドの中央で円陣を組み、バグパイプは死者を哀悼する曲を演奏し始めた。
「誰か、死んだのかい?」ピップはあたりを見回してたずねた。
「まださ……」ピップの視線を避けて選手が答えた。


いやな予感がギュンギュンしてきただろ?始まったとたんに14行きかもな……

スコットランドの選手たちは太い木の幹のようなものを作りあげ、ひとりがそれを担いでよろよろとピップのほうに向かってきた。
「ちょ、ちょ、ちょっと待ってくれ――」
巨大な柱がピップの頭めがけて振り下ろされ、ピップの体を杭のように地中深く埋め込んでしまった。


南無さん!

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2005-03-13 Sun 23:36
地面に埋め込まれた拍子に地下道に突き抜けてしまったピップは、激しい頭痛を抱えてあてどもなくトボトボと歩き続けた。
そして、辿り着いたところは……

霧に包まれた荒野に立っている。
霧の中から巨大な柱がそそり立ち、そのあいだには開いた真鍮の門がある。


ついに(というかあっけなく)目的に辿り着いたじゃないか。あの門を閉めれば今回の冒険はおしまいだ。俺の活躍の場面がなかったが、面倒ごとはさっさとすますに限る。だが、用心しろ。扉のそばに妙な怪物がいるぞ!

ピップは口笛を吹きながら門を閉めはじめた。ところが、得体の知れない怪物がピップを魔界の闇の中に引きずり込んでしまった!

だから用心し~ろ~~~と~~~~~

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魔界の迷宮
2005-03-14 Mon 00:05
ここは12m四方の陰鬱な地下室だ。部屋には何もない。出口の扉すらない。南西の壁に、迷宮図の記された古い羊皮紙がある。

羊皮紙に記された迷宮の各部屋にはセクション番号がふってある。なるほどな。ここはほぼ中央に位置する4×4マスの部屋のようだ(つまり1マスは3mだ。こんな計算くらいできるよな?ん?)。四つの隠し扉があるな。

羊皮紙の下に、血でメッセージが書いてある。いや、ケチャップかもしれない。
「おれが魔界の門を開けたのだ。それを閉める鍵は秘密の場所に隠した。探せるものなら探し出してみろ、愚か者めが!――親愛なる冒険者へ、アバロンの黒騎士」


ビ○・ラディ○級に迷惑な奴だな……。とにかく冒険の目的ははっきりした。羊皮紙の裏には魔界を冒険するときの注意書きが書いてある(黒騎士が書いたんじゃないな)。よ~く読んでおけよ。

・扉の先が部屋に通じているときはその部屋のセクション番号に進む。
・廊下を進むときは、18m(つまり6マス)進むごとに"さまよえる怪物"と出会わなかったかサイコロ2個振って確かめる。さまよえる怪物にはワイロも友好判定も意味がない。
・魔界で14行きになった場合、この部屋からやり直してもよい。
・廊下は暗いので、明かりを持たずに戦闘する場合、基準点が7になる。


厳しい冒険になりそうだぞ、ピップ。特に最後のルールは厳しい。ちゃんと松明なりランプなり持ってきたか?何?マーリンが提示したリストの中になかったって?なんてこった!ここまでに手に入れておくか、さもなきゃ迷宮の中で見つけろってことか!?やれやれだな……。では、覚悟を決めて行き先を選べ。

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迷宮図(地下一階)
2005-03-14 Mon 00:23
ここでこの記録の読者に朗報がある。この偉大なる魔剣E.J.様は、冒険とともにどんどん成長しているんだ(ピップなんかよりめざましくな!)。これまでは文章でしか俺の活躍を伝えられなかったが、今回からそっちに映像を送ることができるようになった!はい、拍手!

わー!パチパチパチパチパチパチ!E.J.!E.J.!E.J.!

ありがとう、ありがとう。ま、しかし、まだまだ覚えたての魔法だから、それほど鮮明な映像じゃないんだ。しかも、静止したものしか映せない。大昔の(といってもこっちからするとはるか未来だが)銀板写真機のようなものだと思ってくれ。

初の魔法は、もちろん迷宮図をお見せするために使おう。今後の記録は、迷宮図を見ながら読めば多少はわかりやすいかもしれない。言うまでもないが、映像は個人的な利用の範囲でしか使えない。

B1.jpg


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アレの巣
2005-03-14 Mon 00:53
南東の隠し扉を開けると、クモの巣だらけの部屋だ。(ヒィ!)
糸を出しているクモは天井の高いところにいて、グレートデーン犬ほどの大きさがある。(ギャアーー!)


いきなりこんな部屋に入るとは、何たる間抜けだ!火吹山で最初に右へ進むくらいの間抜けだ!クモの巣にひっかかるな!は、早くここを出るんだ!だめか!闘うしかないのか。仕方ない、今回だけは協力してやるが、多少震えるのは我慢しろ。負けたら末代まで祟ってやるからな!

さあ!韋駄天のようにさっきの部屋に戻れ!

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北西側
2005-03-14 Mon 01:29
迷宮の北西側はそれほど大したことがなかったので(深入りしなかっただけとも言うが)、ダイジェストでお送りする。

・北側の部屋:金貨10枚入手。
・西側の大きな部屋:部屋の中央に巨大なエメラルドが。いかにも怪しいので退散。
・北西の部屋:やばそうな煙が充満。さっさと退散。
・帰り道で生きた頭蓋骨と遭遇。闇の中で苦戦するも退治。金貨10枚入手。

地図からして、南側から回りこませようっていう意図は明らかだしな。それにしても、さっさと明かりを見つけないとやばいぞ。

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蟻塚
2005-03-14 Mon 02:04
南西の扉を開け、廊下を辿って部屋に入った。
中央に奇妙な盛り上がりがある。不思議に思い、E.J.でつついてみた。(おいバカ!なんてことするんだ!)
それはアリの巣だった!50匹のアリが襲ってくる!


俺をそんなことに使った罰だ!ざまあみろ!さてさて、アリとの戦闘は……

・アリの生命点はそれぞれ1点だが、命中させるためには8以上出さねばならない。
・アリは6以上出せば無条件で1点の被害を与えてくる。
・「人工アリクイ」があれば、6以上で20匹のアリを喰う。


チョットマッテクダサイ。エート、コレハ……アリは総体として1点の被害を与えるんだよな?個別に攻撃してくるとしたら、人工アリクイがあったって確実にお陀仏だもんな。で、こっちが8以上出して倒せるのは1匹なのか?……99%以上の確率で14行きだよな……。つーか、人工アリクイ必須装備じゃないか!

おい、闘う前から14をめくろうとするんじゃない!それでもアバロンの英雄か!?何か手立てを考えるんだ。火の玉ならまとめて殺せてもおかしくないが、ここで使うのもな。暗黒城から持ってきた死の巻物はどうだ?アリをまとめて駆除できてもおかしくないよな。よし、サイコロ2個振ってみろ!

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落とし穴の部屋
2005-03-14 Mon 02:48
片方のサイコロの目が6だった瞬間はちょっとヒヤリとしたぞ。おまえなら本気で自殺しかねないからな。さて、ここもダイジェストでお送りさせてもらう(詳細な記述をするには結構な魔力を使うんだぜ)。緊張感がなくて申し訳ない。

・小部屋:生きた頭蓋骨に遭遇。廊下じゃないので一蹴。
・南西角の部屋:部屋全体が落とし穴!6点の被害。ロープがあったのですぐに這い上がる(ロープと10フィート棒は基本中の基本だからな)。
・再び小部屋:人喰い鬼に遭遇。廊下じゃ(ry
・廊下:小鬼に遭遇。4匹もいて戦闘が長引く。
・アーチの部屋:ネルドに遭遇。もちろん一蹴。

なあピップ。雑魚ばっかりだからいいものの、百発百中でさまよえる怪物に遭遇するそのサイコロ運、なんとかしてくれ!

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コオロギ
2005-03-14 Mon 23:17
この3×3mの小さな部屋には四方に扉がある。
魚のような妙な臭いがするのでよく調べてみると、床に割れ目があり、その中ではコオロギが魚のフライを作って夕食の最中だ!


奇天烈な虫だな。おいピップ、そういやおまえ、コオロギと話せる「クリック・スティック」を持ってきてただろ?

チーチー、とコオロギが鳴いた。
「その虫は、80へいったらどうか、と言っているんだよ。何か役立つものが見つかるかもしれないそうだ」クリック・スティックがアカデミックなオックスフォード訛りで通訳した。


80の部屋だって?おかしいな、80の部屋はどうしたって通るようになってるんだが……。探せば何かあるってことだろう。

「その虫は、この冒険のために薬を作ってやろうと言っている」

すごいぞ、このコウロギ!自家製の治療薬を6回分もくれたじゃないか!もらった分から先に使うんだぞ。14へ行ったらなくなるんだから。

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大きな箱
2005-03-14 Mon 23:26
この部屋の中央には、金属のベルトを打ちつけた大きな箱がある。

こいつもいかにも怪しいが、サイコロの運次第で中身が変わるっぽいな。それとも罠があるのか……。一か八か開けてみろよ。

箱の中には金貨50枚と巻物が入っていた!

この巻物は……おお!光を照らす呪文だ。生命点-1すれば冒険中ずっと光を照らしてくれる!しかも……14へ行ってもなくならないときたもんだ!(この魔法書の著者にしては大温情だな♪)これさえあれば廊下で怪物に遭遇しても安心だ。ある意味、第一回目の迷宮探索の目的は果たしたと言ってもいいな。いつ14へ行ってもいいぞ、ピップ(冗談だからな……)。

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プール
2005-03-14 Mon 23:36
ザッブーン!
扉を開けるなり、身を切るような冷たい水の中に落ちてしまった。この部屋は全体がプールになっている。しかもサメがいるぞ!


うひょい!冷た!冷たーーーい!こんな迷宮の中で寒中水泳かよ!泳げ!泳いでサメを倒すんだ。泳げ、ピップ君!(んなこと言ってる場合じゃないが)

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14(3)
2005-03-14 Mon 23:59
ようこそ、恐怖の14へ。死とはこういうものなのだ。

ひょうたんから駒、じゃない、口は災いの元、か……。本当にすぐ死ぬとは……。いきなり溺れたんじゃ、どうしようもないしな。

しかしな、ちょっと代理人から小耳にはさんだんだが、そっちは今日、3月のブレナン・デー(14日)だっていうじゃないか。第三巻を冒険中の今日、14行きにならなければある意味嘘だろ。よかったじゃないか、ネタになって。

まあそういうわけだから、そんなに落胆するな。生命点と装備を決めなおしてやり直しだ。どうする?地下一階のスタート地点からか?それとも地上をもうちょっと放浪してみるか?

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ゴリラ
2005-03-16 Wed 01:17
最初っからやり直すんだな?迷宮に入る前に何かあるかもしれないし、悪くない選択だろう。なにより、スコットランド人に殴られっぱなしじゃ納得いかないよな。

波ひとつない美しい湖に浮かぶ小さな島にいる。ここにはピップ以外に、一枚の葉もつけていない木が一本、そしてゴリラがいる。

果てしなくシュールだな……。おいピップ、どうしようっていうんだ?木に逃げてどうなる?ゴリラだって登れるだろ。しかも木の上にはゴリラの巣があるぞ。おまけにもう1匹ゴリラがいるぞ。……おまえ、妙に落ち着いてるな(『クロ高』の読みすぎだぞ)。

ピップは敵意がないことを示すため、E.J.を放り出した。
「痛っ!いったい何をやってるんだ?」
ピップがうなだれて様子を見ていると、
ブチュッ!
ゴリラがピップにキスをした!


オエェェ。まあしかし、即14行きってことはないらしいな。何やらゴリラが砂に書いてるぞ。暗号か?……まあ別にゴリラが暗号のひとつやふたつ出してきてもおかしくはないか……な?

gollira.jpg

すごいな、このゴリラ。さすが高校に通って……英語と算数を理解してるようだ。

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