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第四の冒険
2005-03-21 Mon 17:33
「こんにちは」「こんにちは」
「はじめまして」「はじめまして」
「すでにE.J.さんから説明があったと思いますが、今回の冒険はE.J.さん不在で始まるので、僕らが代わりにみんなに冒険の様子を報告します。まずは自己紹介を……」
「あ、待ちぃ。簡単に正体を明かさんほうが神秘的でええってゆうたやろ」
「あのね、向こうは21世紀なんだよ?そんなのもう流行らないって言われたろ?」
「そうか?まあしゃあないな。あんたから紹介しい」
「はいはい。ではみなさん、自己紹介します。僕はピップさんの左目です」
「ウチは右目や。よろしゅうな」
「えーと、どうして目玉が喋ってるのかと言いたい人もいるでしょうから簡単に説明します。ピップさんはこれまで三回14行きになってたかと思います」
「そうそう、毒死、轢死、溺死や」
「14へ行ったピップさんは最初から冒険をやり直すわけですが、時間が巻き戻るわけじゃありません。死ぬたびにマーリンさんが傷ついたピップさんの体を魔法で修復してるんです」
「で、二回目の轢死のときに、体の大部分を造り直したんや」
「はい、そんなわけで、僕たちはピップさんの体の一部であると同時に、魔法のアイテムでもあるわけです。もちろん、実際に喋ったりはしませんが」
「夢時間ならありえるけどな」
「今回お休みのE.J.さんが、ここに報告をできるように僕らに魔法をかけたんです。目なら、ピップさんが見てるものを確実に把握できますしね。この魔法っていうのが……」
「もうそんなもんでええやろ。読むほうもいい加減疲れるて」
「はいはい、それでは、不束者ではありますが、E.J.さんが復帰するまで代役を努めさせていただきます。よろしくお願いします」
「それからウチらの素敵なニックネーム募集中や!」
「ほらほら、行くよ。もうすぐピップさんが目を覚ますみたい」

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揺れる部屋
2005-03-22 Tue 17:09
ピップが目を覚ますと、小さな丸窓と扉がひとつだけしかない小さな板張りの部屋で、汚い藁の上に寝ていた。
おかしい……マーリンもいなければ、腰のE.J.もない。ドラゴン革の胴着も着ておらず、身につけているのはチェニックとサンダルだけだ。
しかも、この部屋はゆっくりと上下に揺れている。いったいここはどこなんだ?


「まだ寝ぼけてるみたいやな、ピップの奴。ペタペタ自分の顔撫でてるで」
「ちょうどいいからいまのうちに今回の冒険の背景を説明しておこうか」
「そんなん言うても、サクソン人がアバロンを襲て、アーサーのエクスカリバーが盗まれて、マーリンがピップを呼び出す魔法をかけよーとして、井戸のバケツが落ちてきて、そんでこのザマやろ?」
「う~ん、確かに僕たちもそれ以上のことは知らないんだよね。ここってどこなんだろ?」

汚い藁をよく探してみると、錆びた短剣を見つけた(被害点+2)。
高い位置にある丸窓から何とか外を見ると、海と空しか見えない。


「どう考えたって船の中やろ。アホちゃうか?」
「扉から出て行くしかないみたいだね」
「あっ!そや!忘れてるで、アレ。例のボーナス」
「ああ、そうそう。魔法書の著者さんの。ピップさんの中の人は日本人だから、生命点に5点のボーナスがあるんだよね。したがって、ピップさんの生命点は40(出目10×4)+3(永久生命点)+5(ボーナス)で48点になります」
「でも空手と柔道はつこたらいかんのやで……って、どやって使うねん!

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船室
2005-03-23 Wed 02:45
扉に鍵はかかっていなかった。ピップはそうっと板壁、板張りの狭い廊下に這い出た。やはり揺れている。

「さあ、出番ですよ」
「さよか?ほな一発やろかいな」
「皆さん、右目さんは左脳に繋がっているだけあって、論理的な空間把握能力に秀でているんです。いまいる位置を上から俯瞰した見取り図を作ることができるんですよ」

ship.jpg

「ほい、こんなもんや。やっぱり船やな。ピップの奴、何でこんな見取り図が思い浮かぶんかワケわかっとらんやろなw」
「いままでいた部屋は*印のついているところです」
「はい、見取り図一枚で金貨100万枚払いや」
「えぇっ!」
「冗談や」

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船室探索
2005-03-23 Wed 03:24
「5の部屋は階段やった。ピップの奴、別の部屋を探すみたいや」
「今度は20の部屋だね。小樽と大樽がいっぱい積んである。……ピップさん、小樽を壊しはじめたね」

小樽を壊すと、何やら透明な液体がこぼれだした。
「なにをしている?」背後で怒りの声がした。ピップと同じ恰好の老水夫が棍棒を持って立っている。
「水を無駄にしたな?どうやら一発見舞ってやらにゃならんようだな」
「え?あの、すみません。水が入っているなんて知らなくて……」
老水夫は言い訳するピップの頭を棍棒で殴りつけて廊下に叩き出すと、5の部屋に入って行った。


「アタタタ、覚えとれよ、あのジジイ!」
「でも闘ったらもっとヤバかっただろうね」
「E.J.も胴着もないと、ホンマしょーもないタダのガキやな、こいつ」

26の部屋は巨大な台所で、肉切り包丁を持ったデブ男がひとりで食事の準備をしている。
「さっさと出ていきな!おまえみたいな若造はすぐにつまみ食いするんだ!出てけ!出てけ!」
ピップはすごすごと部屋を出た。


「まあ……このコックにも勝てないでしょ、普通」
「情けないなぁ。料理されるんはゴメンやけど」

47の部屋には食料の詰まった袋がたくさんある。ついでに毒グモもいる。そう、毒グモだ!

「こっちが先制攻撃できるんやから頼むで~」
「……4、だね」
「外しよった!ボケェ!一巻の終わりや!」
「まだだよ、クモが4以下ならまだ……」

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14(4)
2005-03-23 Wed 03:49
やられちまったな、ピップ……
過酷な運命に踏み潰されてしまったんだ……
つまり、君は死せる冒険者……


「死んだね……」
「ああ、死んだ……でもな、本来こんなもんなんとちゃうか?いままで順調すぎたと思わへんか?八百長くさいで」
「というより、この辺りからいよいよ中の人の記憶がぶっ飛んでるってことじゃない?」
「まあどっちでもええわ。どうせウチらの出番は今回だけなんやから、せいぜいじっくり行かせてもらうで」
「読者の皆さんが呆れない程度にね」
「で、死んだら生命点決めなおして、手に入れたもんは全部消えるでええんやろ?」
「そうなんだけど、この巻だけは特別ルール。失った財宝も、倒した怪物も、同じ場所に行くと復活してるんだ。ただし、怪物の生命点は半分になってる」
「ああ、しんどいこっちゃ」
「生命点は……8×4+3+5=40」
「そういや経験点1点も入っとらん」

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再び船室探索
2005-03-23 Wed 15:19
「さあ~て、サクサク行くで~!」
「さっきと言ってること違いませんか?」
「あ・の・な!か・ん・きゅ・う!緩急が大事なんや!」
「うわ!そんな怒鳴らなくても聞こえてるって」

*の部屋:錆びた短剣を手に入れて扉を開ける。
11の部屋:やはり上への階段。後回し。
13の部屋:散らかっていて、箱が3個。内2個を開けて、治療薬、軟膏、金貨100枚入手。部屋を探して「まやかしの巻物」入手。
31の部屋:共同寝室。箱が12個あるが全てに鍵。
52の部屋:鍵を開けられない。二度と挑戦できない。
67の部屋:さらに三つの扉があり、三人の守衛が守っている。笑顔で退散。
74の部屋:装備品がある。6個まで持って行くことができる。
57の部屋:12人の警備兵がいる。迷子の振りをしたが、ボコボコにされて叩き出された(生命点-10)。
18の部屋:鍵がかかっている。開けられなかった。

「ところどころ出目が悪いけど、順調だね」
「普通に考えて、ここでいろいろ装備を揃えさせるはずやしな」
「いよいよ甲板に出るようだよ」

大きな帆船の甲板に出た。見渡すと、水平線まで青く澄んだ海が広がっている。だが、景色を楽しんでいる場合じゃない!東洋の剣で武装した十人の凶暴そうな男たちが駆け寄ってくる!
ピップは慌てて船室のほうへ逃げ戻った。


「どないせーっちゅうんじゃ」
「でも、『君に仲間がいたら云々』って書いてあったよ」
「そやな。つまり、船室のどっかに仲間がおるってことや。怪しいんは67か18やな。67はまともに戦って勝てるとは思えんけど」
「ピップさん、もう一度18の鍵に挑戦するみたいだね」

ここは武器庫だ。剣、槍、短剣、鎧がある。

「ビンゴ!」
「これで守衛と闘うという手順ですね」

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14(5)
2005-03-23 Wed 15:47
「惜しかったね~。あと一人」
「一人目の仕舞いに鎧がぶっ壊れたんが敗因やな」
「2点の12破壊か4点の11,12破壊。鎧の数は微妙な選択だからね」
「6点で9~12破壊はあり得んけどな。次は二人目まで生命点13でええんやろ」
「そういうことになるね」
「生命点は……44や」
「じゃあ67の部屋まではさっきのおさらいだね。出目によっては違う展開もあるかも」

13の部屋:さっき開かなかった箱から毒の短剣を発見。
31の部屋:今度は箱に鍵がかかっていなかったが、ヘビしかいなかった。

「ほなリベンジや!」

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14(6)
2005-03-23 Wed 15:57
「惜しかったね~。あと一人」
「二人目の途中に鎧がぶっ壊れたんが敗因やな」
「2点の12破壊か4点の11,12破壊。鎧の数は微妙な選択だからね」
「6点で9~12破壊はあり得んけど……って、さっきと同じ会話すな!
「ノ……ノリツッコミ!?」
「次は無いで!ピップ!」

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イアソン
2005-03-24 Thu 13:23
「すごい!たった8点の被害で倒した!」
「出目が走ったな~」

最初の部屋はからっぽ。次の部屋にはハンサムな逞しい男たちが閉じ込められていたが、全員ぐっすりと眠っていて、何をしても起きない。三番目の部屋には、ハンサムできれいな黒髪の男がいた。
「助かった!俺はイアソンだ。海賊に乗っ取られるまではこの船のの船長だったんだ。俺たちは、黄金の羊毛を探すという高貴な冒険に向かうところだった」


「イアソン……黄金の羊毛……これって」
「古代ギリシャや!マーリンのクソジジイの仕業に決まっとる!」
「あれだよ、バケツが落ちてきたから……」
「あ~~~!ホンマ、ムカつくわ!」
「(怖いよ~)」

イアソンが魔法の巻貝を吹くと、眠っていた船員たちが起きだした。
「俺たちの命を救ってくれた恩は忘れない。地の果てまでもおまえについていくし――」
「わかった、わかった。実は、僕はアバロンに帰りたいんだけど……」
船員たちは口々にアバロンの場所を言い合ったが、どれも的外れのようだ。
「そんなことより、船を取り戻すために海賊を退治しよう」
「なんという的確な状況判断だ!われわれは君に従おう!」


「ほら、これから甲板の海賊十人と戦うんだよ。機嫌直してよ」
「せやな。人生前向き浪花節や。こいつらの能力を見て武装させなな。とりあえず2点分の鎧と+3の剣にして、特別な奴だけ考えたらええやろ」

イアソン船長:生命点25、基準点4
ヘラクレス:生命点48、基準点5、被害点+4
船員A~J:生命点20、基準点5
アキレス:生命点30、基準点1、被害点+1、攻撃機会1/2

「アキレス強っ!こいつには短剣持たせて攻撃回数を普通にすべきやな。残りは剣で充分やろ」
「さすが左目さん」
「ほんで甲板の海賊どもは、生命点25、基準点5、被害点+3やったな。数も多いし、負けることはないやろ」
「でも、バトル・ロイヤルっていっても具体的にどうするんだろう?」
「戦力集中各個撃破が基本やけど、甲板の上で乱戦になったら、せいぜい2対1で闘うまでが限度やろ。船員A~Jの余ったんを2対1にして、海賊を倒したはしから別の組に回したらええんとちゃうか?」
「なるほど、さあ、いよいよ序盤の山場ですよ~」

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航海図
2005-03-24 Thu 13:48
「……ひどい闘いでした……」
「ああ……ホンマにひどい闘いやった……ちゅうか、どうやったらサイコロ2個であないに5以下ばっかり振れるねん!」
「50%以上出てたね、確実に。敵も味方も見境無く」
「特にピップ!三回連続攻撃外して、船員Hに救援されたあげくにいっちゃん被害食らってようよう最後に倒しよった」
「普通の船員なら余裕で死んでたね」
「まあええわ。死人なしで倒せたんやから、結果オーライやろ」

この間抜けな連中は、あっけなくピップを船長に選んでしまった。ピップの目的地である"謎のアバロン"を探し求めて、どこへでもつき合うと言っている。この海域の航海図があるぞ。

「ほれ、見たもん写すんはあんたの仕事やで」
「はいはい、航海図は僕が写しますので、お待ちください」

seamap.jpg

「タイトル通り、島が七つあるわけです。文字が見辛くて申し訳ありません」
「島のセクションに進んだらええわけやが、そのまえにサイコロ2個振って、2~4やったら"やぶにらみ航海"に行ってこなあかん」
「いよいよ航海のはじまりです。お楽しみに~」
「後悔まみれの航海になるんとちゃうか」
「あはは(笑えないよ)」

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髑髏島
2005-03-25 Fri 17:07
海にぽっかりと浮かんだ髑髏のように見えるこの島には、ピップ独りで上陸することになりそうだ。船員たちはすっかり怖気づいている。
ボートで上陸した。岩々が奇妙な影を投げかけ、風は唸って怪しげな溜息をついている。
と、いきなり影がピップの足首をつかんだ!三つの影が、ピップの頭めがけて這い上がってくる!


「明かりがないと倒せない影ですね。ランプを持って来ていて幸い」
「えげつな~!数多かったら明かりがあっても無駄やで」

影を追い払って島を調べたが、島の中央に開いた洞窟以外には何もなかった。
洞窟に入る。ここは棲みかとして使われていたようだ。やがて洞窟は左右に分かれている。
右に進むと、100mほど下ってやや広い洞窟に通じる。中央には大蛇がとぐろを巻いていて、眠そうな片目をあげてつぶやいた。
「一歩でも近づいてみろ、噛み殺してやる」


「お、ピップの奴、近づく気やで」
「ちょっと自信過剰気味なんじゃないのかなあ」

ヘビに襲い掛かろうとした瞬間、横からパッと毛むくじゃらの生き物が飛び出し、空手チョップと空手キックでヘビを気絶させてしまった。
「ヘビが憎いんだ。君もだろ?」
「うん、まあね……ところで、あんたは……」
「君に仕えるゴピ・クリシュナだよ。かつてはベンガル・マングース第三騎兵連隊に所属していて、いまは傭兵だ。僕を雇ってくれるなら、給料はこれから向かうセクションにつき金貨10枚だ」


「対ヘビ最終兵器だね。雇うかな?ピップさん」
「いまの手持ちじゃ10セクションしか連れていけんやん」
「とりあえずこの島を出るまで雇えばいいんじゃない?」

戻って左の洞窟を進む。焚き火の炎に照らされた大きな洞窟に出た。焚き火には大きな料理用の鍋、その向こうに一つ目の巨人が突っ立っている。
「ようし!夕飯にありついた」巨人は満足げに言った。


「生命点50、基準点4、被害点+8!ワイロも友好判定も効かへん。E.J.と胴着があっても強敵やないか。アカン、終わりや……」
「負けると決まったわけじゃないでしょ!諦めたらそこで試合終了だよ」
「おまえはどこぞのバスケの顧問か!」

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14(7)
2005-03-26 Sat 13:20
「まやかしの術つこてもアカンかったやんか」
「せっかくお粥まで用意したのにね」
「あ~、また最初っからかい、めんどくさ!」
「まあまあ、海賊たちの生命点は半分になってるわけだし、楽勝でしょ。経験点も蓄積されるし」
「生命点は……40。ほなサクサク行くで!」

アイテムを手に入れ、67の部屋の守衛を倒し、イアソンたちを救出した。

「武装したら甲板で対決だね」
「あっ!ちょい待ち!すっかり忘れとったけど、52の開かんかった部屋、死んだらまた試せるんとちゃうか?」
「あ、たぶんそうだよね。仲間もいるし、ピップさんをそっちに向かわせてみよう」

どうも52の部屋が気になる……。鍵を開けてみると……ひえー!ここは財宝室だ。
夢中になって財宝漁りをしていると、六人の護衛兵が近づいてきた。


「うほほっ!大当たりや!」
「はいはい、興奮しない。仲間がいなければ護衛兵に殺されてるよ」

護衛兵を倒し、金貨500枚と金貨1500枚分の財宝を手に入れた。

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夢時間(4)
2005-03-26 Sat 17:20
「甲板の十人ノシたけど、またボロボロやな、ピップ」
「生命点が多いだけで、戦闘力は最弱と言ってもいいからねえ」
「治療薬ケチって寝るつもりみたやで」
「じゃあおやすみなさい」

……

「二度寝してずいぶん生命点回復したね」
「どうせこいつのこっちゃ、夢時間に行くまで寝るんやろ」
「そのようですね。今度は悪夢を見そうな悪寒が」


――このブログが面白い思たらblogRankingへ進み。面白ないんやったら、とっとともといたセクションに戻らんかい!自分も冒険の旅に出たいんやったらマーリンの魔法書を買いに行き。花見が楽しみでそわそわし通しやったら(浮かれすぎんな!)、14へ行ってから場所取りの計画でも練っとき。

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小指島
2005-03-27 Sun 17:36
「今回は五指島に向かうようだね」
「どの島もヤバげな雰囲気やからな。ここがいっちゃんマシかもしれへん」
「そう思わせておいて……」
「即14!かもしれへんな」

大海に浮かぶちっぽけな小指島は、アバロンの村のように平和に見える。島の中央近くに石塔があり、その北には円形の砦のようなものが見える。石塔のまわりには青い光、円形砦の中央に立つ巨石の上には緑色の光が踊っている。

「石塔の青い光に入るつもりだ」
「勇気あるなー!……おわっ!体が浮いた!?……ここは?」
「母船だね。母船に舞い戻ってしまった」
「ビビらすなや!もっぺん行くで」

砦を囲んだ木の柵の隙間から中に入る。中央の巨石の下に小さな箱がある。一歩近づいたとたん、巨石の背後から七つの頭を持つ大蛇が這い出してきた!

「セプタングエ……」
違う違う!
「まあなんや、こいつも闘って勝てる相手とちゃうな」
「ここでゴピ・クリシュナが役に立つわけだ」
「ここは一旦退散やろな」

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親指島
2005-03-28 Mon 23:31
この島は五指群島の中でもいちばん大きな島だが、上陸してみると、なーんにもない。ただ、島の北側に古井戸があった。ここを安全に降りるためには"ロープ"と"四つ爪アンカー"が必要だ。

「ロープはあるけど四つ爪アンカーはないね」
「いったん母船に戻って持ってきたら済む話とちゃうんか?」
「それでもいいけど、〈やぶにらみ航海〉を経なければならないって」
「理不尽や!性格悪すぎるで!」
「サイコロ運にかけるみたいだよ、ピップさん」
「勇敢っちゅうか、無謀っちゅうか……」

井戸の底の水面に巨大な泡が浮いている。その泡の表面に銀色の鍵で羊皮紙が打ちつけてあった。羊皮紙には仰向けになったカバの図案が描かれており、腹には無数の乳房が散りばめられている。

「この泡って……」
「そうや。マーリンのジジイの魔法や」
「ということは、このカバの絵は何らかのヒントだろうね。乳房の数を数えておくべきでしょう」
「鍵には数字。ピップの中の奴、ちょっと思い出してきたみたいやな。この冒険では鍵をようさん集めなあかんっちゅうことを」

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