スポンサーサイト
-------- -- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
別窓 | スポンサー広告 | top↑
狂気山脈
2005-09-08 Thu 22:45
もと来た道を戻って……北東へ向かうけもの道はアリ塚へ通じてるようだ。まだ行ってないのは北西へ向かうけもの道だな。

道はしだいに狭くなり、やがて不気味にそびえる山脈のふもとに辿り着いた。北東へのびるけもの道と、西の山脈に分け入っていく険しい道がある。そのとき、警告球が赤く点滅した。

ボヤボヤするなよ、ピップ。西の山道に巨大な狼が姿を現したぞ。……ようし闘うか!(一ヶ月振りだしな)狼は生命点25点、基準点5、追加被害点2、なんと2回連続攻撃をしかけてくる!こいつはなかなかの強敵だ。……ふう、こっちのダメージは21点か。復帰戦にしてはまずまずだ。安心したぞ。

高い山並みが果てしなく続いている。峠をいくつ越えても山また山。地面は柔らかく、足をとられて歩きにくい。
奇妙だ――さっきまで山頂だったところが谷になっている!目の前の岩の裂け目が広がって、中から新たな岩がまた顔をのぞかせている!
ここは成長する蠢く山、"狂気山脈"なのだ!


「"狂気山脈"なのだ!」って言われてもな。まあ、俺たちが完全に道に迷ったってことは確かだ(そもそも道なんかなかったわけだが)。33ページの山岳地図から脱出ルートを見つけ出すしかないそうだ。よ~く見ろよ。
スポンサーサイト
別窓 | 「魔獣王国の秘剣」 | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
蛇口の滝
2005-09-09 Fri 02:34
狂気山脈の中をさまよっているうちに、深い渓谷に降りていった。轟々と水の流れる音が聞こえてきた。

滝があるようだな。おい!ほら見ろ、ピップ!この滝は、岸壁のてっぺんについた巨大な蛇口から落ちてきてるぞ!……おい、もちつけ!もとい、落ち着け!俺がここにいるだろ。ここは「夢時間」じゃない、「魔獣王国」なんだぜ。

滝から流れ落ちた水は、渓流となって南へ伸びている。水の流れを辿っていくと、川は切り立った崖のあいだを流れていき、歩ける道もなくなった。

つまりだ、ここから先に進むには筏を作って川下りをするしかない。戻る道は当然ない。しかしだ!筏を作るためには道具が4つも必要だ(斧、ロープ、ハンマー、大釘)!これがどういうことかわかってるか、おいピップ?マーリンの隠れ家で2を2回出さなきゃならないんだぞ。1を振る前にな。どんなに恐ろしいことか理解したか?びびってんじゃないぞ。やらなきゃ先には進めない。思い切って振れ!

ピップはサイコロを握りしめて……岩棚の上に勢いよく放り投げた。

まずは……ふう~、3か。魔法の品をひとつ持っていけるが、ここは考えろ。このあとすぐ死ぬ可能性がある以上、あまり使えるブツは選ぶんじゃないぞ。そうだな、「泡渦巻き」くらいでいいんじゃないか?

次は……4、だな。狂気山脈を歩き詰めでヘトヘトだろ?ひと休みしていけよ。(生命点は全快)

さて……
別窓 | 「魔獣王国の秘剣」 | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
14(12)
2005-09-09 Fri 03:12
よしよし、予定通りの1だな。窒息死は苦しかったか、ピップ?いつもどこかに閉じ込められてる俺の気持ちがよくわかったろ?ハレルヤのコーラスを聴き終わったら、さっさと再出発するぞ。

ピップは大篭の蓋を開け、隠れ家の外に飛び出した。反乱農民たちに啖呵をきり、労せずマーリンを救出。
「また14経由で戻ってきおったな!」マーリンは不機嫌そうにピップを怒鳴りつけると、いきなり瞬間移動の魔法を唱えはじめた。


というわけで三度目の死刑台だが、どうする?筏作りの道具が必ず必要なものかどうかわからない以上、ギャンブルは禁物だろう。もう少しいろいろまわってみるか?なあに、このE.J.様に任せておけ。そうそう戦闘ではやられはしないぜ。
14(12)の続きを読む
別窓 | 「魔獣王国の秘剣」 | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
ふたつ目の死体
2005-09-11 Sun 01:40
とりあえず絞首刑になってる腐乱死体からメモをもらっておけよ。さて、今度は北へ行ってみるか?

北へのびる道を何事もなく20分ほど歩くと、前方の道端に死体が転がっているのに気づいた。こんどのは、さっきのよりもさらにひどい悪臭がしている。

調べるつもりか!?おいおい、ペストにかかっても俺は知らないぞ。

死体がカッと目を見開いた!
「近寄るでねえ!おらにゃ一銭もねえだからな」
ひどい訛りでわめいた。よく見ると、それは年老いた乞食だった。
「安心してください。ぼくは山賊じゃありません。〈おとぎの国〉へ向かう途中の冒険者なんです」
「そりゃあ、ひょっとすると……おめえさんはまず、"巨石人の踊り"を見つけなきゃならねえだ」
「ええ、知ってます。ちょっと寄り道をしてるところで」
「ああ、そうかい。それなら、おらあ、もう行かせてもらうだ」
老人はそそくさと北のほうへ歩み去った。


あとを追ってみるとするか……
別窓 | 「魔獣王国の秘剣」 | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
山賊三人組
2005-09-11 Sun 02:05
道は谷へと入っていき、やがて絶壁に挟まれた峡谷となった。うねった道をひとつ曲がったとたん、短剣を持ったでかい図体の男三人と出くわした。その頭が、ピップを上から下までじろじろ見つめてから、仲間を振り返ってニヤリと笑った。
「どうする、子分ども?旅をしてるガキみたいだぜ。上等の剣を持ってやがる」
「いっとくが、エクスカリバー・ジュニアには指一本触れさせないぞ」


ようし、よく言った、ピップ。こんな山賊ごとき、鎧袖一触で片付けてやろうぜ。

「おもしれえ、いっちょまえにやる気になってやがる!けけけ……」
とたんに三人ともくすくす笑いはじめた。


こいつら、生命点は15点だが、基準点は5で被害点は+2だ。同時に相手にすると厳しいぞ。魔法書には特に書いてないから、この狭い道を利用して1対1で闘おうぜ。……ちょ……おま、2回連続でピンゾロ出すなっつーの!26点も負傷しやがって!まったく目も当てられんな。

しかしまあ、こいつらひとり500枚も金貨を持っていやがった。それと、あいにく道はこの先で行き止まりだ。南に戻るしかないな。

それにしても、73ページのイラストは、どう見ても髭の悪党顔には見えないな。何というか、某ロックバンドのメンバーに似ているような……ま、独り言だ、忘れてくれ。
山賊三人組の続きを読む
別窓 | 「魔獣王国の秘剣」 | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
魔獣王国に立つ(2)
2005-09-17 Sat 03:34
というわけで、さっさと魔獣王国へ入国だ。途中の経緯が知りたければ過去のエントリーを読んでくれ。東西南北に4色の道だ。前回は東だったが、今度はどっちへ行く?

北へ続く赤いレンガの道を進む。灼熱の太陽の下をとぼとぼと歩いていくにつれ、次第に空腹になってきた。ピップは草臥れはて、何か食べなくてはならないという結論に達した。

これだから生身の体ってやつは厄介なんだ。食料を手に入れるためにはマーリンの隠れ家に戻らなきゃならないぞ。しかもいまお前は切迫してるから、ほかの部屋の恩恵は無視しろだとさ。というわけだ。2(か1)が出るまで振り続けろ!

1回目……3か。なにもいま振らなくても……。2回目……3。おいおい……。3回目……2!よし!さっさと食料を食っておけよ。もうひとつは軟膏にして15点回復しておけ。

さらに北へと黄色いスポンジの道を進む。どこまで行っても荒野は変わらない。と、ポニーに乗った野蛮人が3人、こちらに迫ってきている。銀の球は黄色に変化している。

逃げるか、降伏するか、戦うかだ。ワイロを渡す手もある(ひとり金貨300枚+食料だ)。せっかく金も食料もあるんだ、ワイロを試してみようぜ。ふむ、ひとりは受け取ったか。残りは蹴散らしてやるぞ!

2人の野蛮人は、合計で160枚の金貨を持っていた。

ワイロを渡したあとに倒しても金貨が戻ってこないってのは納得いかないな!
魔獣王国に立つ(2)の続きを読む
別窓 | 「魔獣王国の秘剣」 | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
この世の果て
2005-09-18 Sun 04:32
さらに北へ北へと進むと、やがて地面は数百メートル先で終わっている。高い崖になっているようだ。崖の上に立って見下ろしてみると……

おいおい!凄いぞ、これは!崖の下は宇宙の深奥に繋がってる。かすかに星が瞬いてるぞ。ここでの選択肢は、引き返すか、飛び降りるかだ。普通の冒険者なら後者を選ぶほど愚かじゃないが、何といってもここは「魔獣王国」で、お前は勇者の中の勇者、サー・ピップだ。思い切って飛び込んでみろよ(どうせ今回は14行きが折込済みだしな)。

ピップは狂気の一歩を踏み出した。落ちた!そして浮かんだ!ゆっくりと星屑の中に降りてゆく。ここからどこへ行くかはエネルギーの流れ次第だ。サイコロを1個振ってみよ。

要するにランダムワープポイントってわけだ。6を振ったら14行きだとさ。コロコロ……1だな。

気がつくと巨大な橋のたもとに立っていた。七色の岩を組み上げて造られた橋は、北の空に向けて大きく弧を描いている(遠くから虹に見えていたのはこれだったんだな)。橋の石段の上のほうに、全身を七色のうろこで包み、カメレオンのような舌を出している不気味な怪人がじっと座っている。ピップが石段を登ろうとすると、
「待てい!あわて者めが。渡りたいなら、金貨300枚を通行料として払え」怪人が罵った。


橋を渡るなら、金を払うか闘うかだが……ちょっと待てよ、この虹は確か川をまたいでいたはずだから、ここは川の南側だってことだ。渡るのは、こちら側を調べてからでも遅くはないな。

「いま手持ちがないから、またにするよ」ピップはカメレオン怪人に愛想笑いを振りまきながら橋のたもとを離れた。
別窓 | 「魔獣王国の秘剣」 | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
夢時間(5)
2005-09-18 Sun 04:55
何だ?ここいらでひと休みか?この巻の義務をいまのうちに終わらせようってことだな?それじゃあ……行ってきな。


――このブログに興味を持ったら、面白おかしいコメントを書き込んで代理人の更新意欲を後押ししてやってくれ。さもなければもといたセクションに戻って行き先を選びなおせ。自分も冒険の旅に出たいと思ったならマーリンの魔法書を買いに行け。どんなコメントが面白おかしいんだと疑問を呈するなら、14へ行ってユーモアと洒脱ってものを学んでこい。
夢時間(5)の続きを読む
別窓 | 「魔獣王国の秘剣」 | コメント:2 | トラックバック:0 | top↑
南壁
2005-09-25 Sun 06:19
南へ向かってひたすら歩き、ようやく壁のふもとに辿り着いた。岩を積み上げた壁は天に向かってそそり立ち、はるか上方は雲の中に溶け込んでいる。とても登れそうにない。

これはまたすごい建造物だな。抜け穴があるわけでもなさそうだし、戻るしかないようだ。……おい待て、ピップ!壁に落書きがあるぞ。「覗き穴↓」矢印の先に小さい穴が開いている。覗いてみろよ。

奥のほうは白く霞んでいたが、やがて霧のような白い霞みが晴れて、奇妙な建物が見えてきた。城が、逆さになって見えている!しかも、見覚えのある不気味な城だ。……暗黒城だ!

おいピップ!俺にも見せろよ!何が見えるんだ?……おい、霞んでて何も見えないぞ!くそ、しょうもない!さっさともと来た道を戻れ!
別窓 | 「魔獣王国の秘剣」 | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
紫湖
2005-09-25 Sun 15:24
紫色の丈の低い草が群生する草原へと分け入っていった。やがて道の分岐点に来た。東には虹のたもとが見える。はるか南には巨大な岩の壁がそそり立っている。

東と南はチェック済みだ。北はたぶん川に行き当たるだろうな。西へ行ってみるか。

前方に湖が見えてきた。紫色の水蒸気が立ちのぼっている。湖は北へ広がり、ひっそりと静まりかえっている。少し先の湖岸に不気味な渡し船が着けられており、船の上にはローブを着て頭巾をかぶった痩せた男が立っている。渡し守のようだが、顔は見えない。その男が骨のような手を伸ばして無言で手招きした。

うはっ、図らずも「今頃ソーサリー」と似たような状況になってるな。別に乗らなくても北へは行けるようだが……そうだな、男ならやってやれ、だ。

骸骨の渡し守は黙ったまま、謎めいたしぐさをした。すると渡し舟はひとりでに動き出し、湖の暗い水面を音もなく滑っていき、二人を14へ運ぶ。(おい、ちょ、待て!)
いや、ごめん、114だった。(ふざけんな!)


島に辿り着いたぞ。中央に小さな石造りの塔がある。おっ、渡し守も船も消えちまった。俺たち、取り残されたらしいな。

塔には頑丈そうな木戸がひとつだけついており、何かを閉じ込めているように閂がかけられている。閂は簡単に外れた。と同時に木戸が凄まじい勢いで開き、ピップは吹き飛ばされてしまった。
牢獄から飛び出してきたのは、ずんぐりとした筋肉質の人間によく似た生き物だが、角が生え、うろこがある、悪夢のような怪人だ。


こいつは塔に768年閉じ込められていた悪魔の落とし子だそうだ。生命点は80点(弱っているんだとさ!)、基準点は3で被害点+2だ!何の魔法もなしに勝てるか!感電死を期待して戦ってみるか?逃げるだろ。湖に飛び込んで泳ぐしかなさそうだ。躊躇してる余裕はないぞ。

ドッボーン!

……やれやれ、何とか溺れずに北の湖岸に辿り着いたな。
別窓 | 「魔獣王国の秘剣」 | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
2005-09-25 Sun 15:54
流れの速い広い川に近づきつつある。川岸には奇妙な格好の木々が生えている。川は東に流れ、深くて速いので泳ぐのは危険だ。筏を作って川を下ってみるか?しかし、筏を作るには斧、のこぎり、ハンマー、大釘が必要だ。

また筏か……これはやはり……なあピップ、たいへん残念な話がある。俺の過去の冒険の記憶によると、結局のところ筏で川下りしなけりゃ先に進めなかったような気がひしひしとするんだな。筏を作る場面が二箇所も出てきたんで間違いないと思うんだが。
そうすると、つまるところ、マーリンの隠れ家の倉庫に最低2回行かないとクリアできないってことだ。これはそうとう悪質だぜ。第四巻のほうがマシな気すらしてきた。
まあ愚痴を言っても始まらないな。諦めてサイコロを振ってみろよ。

6(生命点17)→53(友好オイル)→6(生命点9)→2(斧、のこぎり)→4(生命点15)→6(生命点8)→52(ハンマー、大釘)

ボロボロになったな。しかしよくやった。筏ができたら楽しい川下りだ。
筏の続きを読む
別窓 | 「魔獣王国の秘剣」 | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
ノーリタン川
2005-09-26 Mon 01:09
筏は東に流されていく。やがて前方に巨大な虹が見えてきた。そのとき、川上からギターの調べが聞こえてきた。ギターの音?
振り返ると……美しいブロンドの女が筏に乗り、色っぽいハスキーな声で歌っている。女の筏はみるみる接近してきて、あっというまに追い越していった。


( ゚д゚)ポカーン……何じゃあれは。

「お~~~~い、マリリ~~~~~ン!」またしても上流から、今度は男の声が響いてきた。見ると、黒い鎧を着た騎士が筏に乗って下ってくる。「待ってくれえ~~~、マリリーン!」騎士の筏もみるみる接近してくる。それは……ペリノア王だ!ピップは慌てて筏をかわした。
「ピップ、ピップじゃないか!?なぜこのノーリタン川に?まさかお前もマリリーンを?邪魔するでないぞ――」言い終わらぬうちにペリノアの筏も虹のかなたへ流されていった。


……つうか、あの爺さんもまったく神出鬼没だな!少しは俺たちの役に立ってくれよ。

さらに東へと流され、やがて虹の下を一瞬にして通過した。やがて、東方に奇妙な形の山が見えてきた。真ん中が真っ二つに割れていて、そのあいだにこのノーリタン川が流れ込んでいる。
なんて不思議な光景!川を挟んで南北に分かれた山の天辺に城壁が見える。山の頂きが台状になったところに、南北対象の尖塔と城が建っていて、いずれも周囲は城壁で取り囲まれている。
ピップの筏が東へ流されるにつれ、北と南の城をつなぐ巨大な橋が見えてきた。その橋から縄梯子が垂れ下がっている。


この山に入るには、この梯子を上るしかなかったはずだ。梯子に飛び移るのはそう難しいことじゃない(サイコロ2個で5以上だ)。いよいよ冒険も終盤に差し迫ってきたってことだぞ。気を引き締めろよ、ピップ。
別窓 | 「魔獣王国の秘剣」 | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
奇岩城
2005-09-26 Mon 01:47
縄梯子をよじ登り、ピップはいま橋の真ん中に立っている。差し迫った危険はなさそうだ。北の城砦は比較的ひらけており、南は建物がまばらであることがわかる。

魔法書の巻頭にこの城砦の地図があるな。写してやろう。

奇岩城

どちらへ行こうか迷っていると、二人の小人が近づいてくるのに気づいた。ひとりは男、ひとりは女だ。驚いたことに、女の小人も男のように髭を生やしている!こっちを見たとたん、二人は足を止めた。
「見て、あの人、髭を生やしてないわよ、チャーリー!」
若い女の小人が男に言った。
「ほんとだ。髭も生やさず、この奇岩城に来るとは大した度胸だな、ダイナ」
チャーリーも驚いて目をみはり、聞こえよがしに言った。
「すぐに警官か見張りにつかまって、監獄に放り込まれてしまうだろう。そうでなくても、髭のない人間を見かけたら、市民たちは袋叩きにするだろう。髭を生やしてないのは、奇岩城では法律違反なのだから」
そうして男は北の城砦へ、女はピップの前を避けるように通りすぎて南の城砦へ去っていった。


親切な解説ご苦労さんといったところだが、どうも髭がないと穏やかじゃなさそうだな。マーリンの隠れ家に確かつけ髭があったと思うが……。髭なしで探索するといろいろ面倒そうだぞ(罰金を払ったり監獄行きになったり)。この際、髭を入手して面倒を避けるほうが賢明だと俺は思うがね。な~に、いまお前には運がついてる。そうそう1は出ないだろ。さあ振った振った!

6(生命点4)→4(生命点13)→53(投げ針)→2(つけ髭、三つの小笛)

ほらな!もしかしたらこのままラストまで行けるかもしれないぜ!
奇岩城の続きを読む
別窓 | 「魔獣王国の秘剣」 | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
革命
2005-09-26 Mon 04:38
列柱に支えられた高い屋根の下で、小人たちが忙しげに立ち働いている。ここは造船所だ。近くの柱に二枚の張り紙がしてある。

『求職者は作業長まで』

『革命に加われ!詳細は同志トラツキーまで』

「仕事を捜しているのか?それとも革命に加わりたいのか?」小人が見上げて尋ねた。


労働か?革命か?……それが問題だ。いかしたイベントじゃないか、ピップ。俺には革命ってものがいまいちわからないが、何だか面白そうじゃないか?

「同志トラツキーを捜しているんですが」ピップは相手の小人に言った。
「ぼくがトラツキーだが、革命運動に加わるんだね?では、君が革命運動に耐えられるかどうかの試験を受けてみるか?」
「ええ、まあ……」
「よろしい!マオ同志!」
がっしりした体格の東洋的な顔つきをした小人が現れた。
「同志マオは、わが革命評議会の体力審査委員会の戦闘副委員長だ。きみはマオ同志と素手で闘わねばならない。唾吐き、くすぐり、急所攻撃は禁止。4ラウンドまで耐えたなら、合格だ」


ははは、マオ同志は中国拳法の使い手だとさ。俺はゆっくり見物させてもらうから、まあ頑張ってくれ。……ほれほれ、脇が甘いぞ。……ナイスパンチ!……おお!やるじゃないか!……ク、クロスカウンター!

「よくやったな、同志!マオ同志とこんなに長く闘った人間は初めてだ。であるからして、わが革命軍は人数が少ないんだが」
「少ないって、何人くらいなんですか?」ピップは好奇心から訊いてみた。
「君が、ぼくとマオについで三人目だ」
「それでは革命は起こせませんよ」
「そのとおりだ。しかし、我々の覚悟はすでに決まっている。団結の絆としてこれを受け取ってほしい」
そう言って、八角形の合金の硬貨を差し出した。それにはこう刻まれていた。

『王室発行――ブロッグワート王バンザイ』


よくわからんが、革命家ってのは王権と闘うもんじゃないのか?さて、別の場所を探索するとしよう。
別窓 | 「魔獣王国の秘剣」 | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
監視塔
2005-09-28 Wed 01:45
いくつかの場所を回ってみた結果、北と南の城にはそれぞれ銅と合金の八角硬貨が4枚ずつ必要らしいことがわかった。南側の造船所はストライキで閉鎖中だったが、合金の八角硬貨が1枚落ちていた。さて……

こんなところなど調べないほうがよかったぞ、ピップ。ここは監視塔なんだ。6人の見張りがいる。監視塔に入るなり――
「ブラッグワートとブロッグワート、どっちが正しい?」
一番近くの見張りが挑戦するように聞いた。
「ただちに答えよ!」


なるほどなるほど。どういう状況か見えてきたな。合金硬貨に刻んであった名前がブロッグワートでここは北の監視塔だからして……

「正解だ!市立音楽堂の無料入場券を進呈しよう!」

もしかしたら別の場所でも同じ手が通じるかもな。

南の監視塔では市立博物館の無料入場券を手に入れた。北の警察署では小人の警官が銅の八角硬貨をくれた。

はっ、ちょろいな。
別窓 | 「魔獣王国の秘剣」 | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
市立博物館
2005-09-28 Wed 02:18
入場券を使って博物館に入った。館内をぶらぶらと見て歩いたピップは、心ならずも展示品のいくつかに感心してしまった。

ふむ、なかなか興味深いな。イタリックじゃ読みにくかろうから、俺が簡単に紹介してやろう。

・荒野の岩の上で小人の狩人がブロンの群れに囲まれて食われそうな絵画。
・王家の表章を身に着けた双子の小人の肖像画。ブラッグワート王とブロッグワート王だ。
・壁に三つ目獣を描いたつづれ織りが掛かっている。小人の乗り手に抵抗している。
・ガラスケースに入った『小人の歴史大全』の見開き2ページが読める。なるほど。双子のブラッグワート王とブロッグワート王の王位継承問題で魔獣王国は真っ二つに割れたわけか。しかし、ノーリタン川の北の豊かな土地を領土としたブラッグワートに対して、ブロッグワートは南の小さな狭い土地で我慢しなければならず、南北が対立していると。む、この先は特に面白いぞ。「ブロッグワート王は、王室の真の継承者が治めるに相応しい土地を手中にするため、彼の兄弟がとうてい対抗できないような強力な武器を手に入れる決意をしたらしい……」。ここで一節は終わっている。

となると、エクスカリバーを盗んだのはブロッグワートか……?とにかく八角硬貨を集めないとな。お、床に八角銅貨が落ちてるぞ。拾っておけよ。
別窓 | 「魔獣王国の秘剣」 | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
寺院
2005-09-28 Wed 02:42
教会のような場所だ。柱にかかった札にはこう書いてある。
『数字は0なり!小人の神、ダックワースに幸あれ!』
半開きの扉から香の匂いが漂い、賛美歌のような歌声も聞こえてくる。


普通なら、こういうところに詩的魔神がいそうなもんだが、今回はとっくに会ってるからなあ。

扉に近づくと、戦棍を持った二人の小人に止められた。
「誰に幸あれだ?」ひとりが脅すように訊いた。
「小人の神、ダックワースに」ピップは札の文字を思い出して答えた。
「数字はなんだ?」戦棍を振り回しながら訊いてくる。
「0なり!」勝ち誇ったように答える。
「それは甘いか、酸っぱいか?」


うっ、それは書いてなかったな。ここは一か八かだぜ。

しばらく沈黙がつづき、二人はじっとこっちを見つめていた。
それから、ふいに歯をむき出して笑い、「聖者だ」ともうひとりに言った。「まちがいない」もうひとりはうなずいた。二人は中へ入るよう手招きした。


いい勘働きだったな。……寺院の真ん中のオルガンで、髭の小人が『樽をころがせ』を演奏している。そのまわりで何人もの小人が瞑想しているな。どんな宗教なんだか。
おい、そこの彫像の前に置いてある献金皿に合金の八角硬貨がのってるぞ。失敬しちまえよ……ようし、うまくやったな。冒険者にとっては万引きも立派な技術だ。
別窓 | 「魔獣王国の秘剣」 | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
工場労働
2005-09-30 Fri 10:44
この建物は騒々しいったらありゃしない。トントン、ガンガン、何かを打つ音、調子っぱずれの歌。中には、木の椅子が何列も並び、三百人近い小人たちが歌を唄いながら靴を作っていた。
「仕事を捜しに来たのか?」現場監督の小人が声をかけてきた。
「週に金貨を百枚、組合の基準賃金に超勤手当ても出す。どうだ?」


いくぶん懐に余裕はあるが、もしかしたら八角硬貨をもらえるかもしれないぜ。

「あなたの工場で働かせていただきたいと思います」
「工場ではない、作業場だ。工場と言うのはブロッグだけだ。お前はブロッグか?」(まずい、敵性言語だ)
「違います!」
「テストすればすぐにわかる。どっちの色が好きか答えてもらおう――森の緑か、血の赤か?」


おいおい、俺のほうを見たって知らないよ。ヒントは……あったと思うぞ。ある程度は推論できるだろ?

「それでいいんだ。お前は間違いないブラッグだ!さあ、いますぐ仕事を始めてくれ!」
……数週間後、ピップは労働の代価として金貨600枚を受け取った。


八角硬貨はなしか……。おいピップ!隣のセクションを見ろ!南側の工場があるぞ!(反則って言うなよ。ゲームブックにはつきものだろ?)

ここは、奇岩城の特産品(?)である髭を使った織物工場だ。
「お前、仕事を捜しに来たのか?」現場監督の小人が声をかけてきた。
「週に金貨を百枚、組合の基準賃金に超勤手当ても出す。やってみるか?」
「はい、労働意欲に燃えています」ピップは胸を張って言った。
「そうか、では、これに履歴書を書いてもらおうか」そう言って、現場監督は羊皮紙を取り出した。


こんなところで履歴書が必要になるとはな!適当に書いてもどうせわからんだろ。魔法書のページには15行の罫線入り履歴書が印刷されている。

名前:ピップ
出生:春先
住所:アバロン王国グラストンバリー近郊農場
学歴:グラストンバリー中学卒業
職歴:農場手伝い、冒険者
資格:龍殺し、騎士称号
特技:冒険技術、魔法
趣味:ワンダの世話
意欲:南の発展のために身を粉にして働く所存です!
署名:ピップ

「よろしい。履歴書一行につき、金貨50枚を支払おう」
「ありがとうございます。あなたの工場で働かせていただきたいと思います」
「工場ではない、作業場だ。工場と言うのはブラッグだけだ。お前はブラッグか?」(おいおい、お互い敵性言語認定かよ)
「違います!」
「テストすればすぐにわかる。どっちの色が好きか答えてもらおう――森の緑か、血の赤か?」


まあ答えは決まりきってるわけだが……

「そうそう、それでいいんだ。お前は間違いないブロッグだよ。さあ、いますぐ仕事を始めてくれ!」
……ピップは契約した枚数の金貨と合金の八角硬貨を受け取った。


契約した枚数って、何週間働くか決まってなかった気がするが……。ま、サイコロで決めるか。500枚だな。とにかく、これで合金硬貨が4枚集まっちまったぞ。
工場労働の続きを読む
別窓 | 「魔獣王国の秘剣」 | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
| E.J.のアバロン救世記 |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。