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人差指島
2005-03-28 Mon 23:53
砂漠のようなこの島を探索していると、砂についた片脚だけの奇妙な足跡を見つけた。辿っていくと、砂に掘られた深い穴があり、底には樫の箱が。
ふいに肩を叩かれた。
「おい、ジム、もう現れないと思っていたぜ!」
振り返ると、片脚は義足、眼帯をして海賊帽をかぶり、肩にオウムを乗せた大男が立っていた。
「ジムじゃねえな!」
「ち、ちがいますよ、僕はピップです」
「そうか、俺はシルバー船長だ」


「大海賊キャプテン・シルバーだ!」
「『宝島』か……って、なんでこんなとこにおんねん!」
「ピップさんやベンガルのマングースがいるくらいだから不思議はないと思うけど」
「ホンマ、滅茶苦茶やな。何が、誰が、とは言わへんけど」
「元の時代に戻してくれるよう、マーリンさんにワイロを送るつもりらしいよ。ピップさんに言付けてる」
「あの欲ボケジジイには効果的な手段やろな。ピップがマーリンに会えたら、やけど」

シルバー船長はきっちり金貨100枚をピップに手渡した。
「さあ、これを魔術師マーリンとやらにワイロとして渡してくれ。俺を正しい航路に戻してくれとな。それとおまえには、礼としてこれをやろう」
そう言って彼はグロッグ酒の瓶と銀の鍵を取り出した。銀の鍵の取手には数字が彫られている。


「指一本につき鍵ひとつみたいな気配やな」
「七つ頭の大蛇が守ってたのも、たぶん銀の鍵だね」

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