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14(8)
2005-03-29 Tue 16:53
「〈やぶにらみ航海〉中に火山の噴火でお亡くなりとはな」
「最初のやぶにらみでは、クリクリ鳥の卵を手に入れて喜んでたのにね」
「ここまでやるか?普通」
「普通じゃないんだよ……わかってるでしょ」

目覚めたピップは、住み慣れた我が家のように船室を回って武器と装備と治療薬を集め、イアソンたちが監禁されている部屋に向かった。

「あー、チョイ待ちや」
「何?これから船員を助けて、財宝室が開いたら護衛兵と闘って、甲板の海賊を倒すんでしょ?ほかにやることがあるの?」
「イアソンらを助けるために闘うんはええ。そのあとや。ハッキリゆうて、いっちゃん弱いピップが集団戦で先頭きって闘うんは頭悪いやろ。2対1の補助側にまわってケガせんと経験点だけもろとったらええねん」
「うわ、セコイよ。そんなんじゃ船長としての示しがつかないでしょ。そもそもそんなことしていいとは書いてないし」
「船長はうしろにドーンと構えとくもんや。だいたいこの魔法書に書いてあること律儀に守ってたら命がいくつあっても足らへん。したらいかんとも書いてないし、ちょっと拡大解釈するだけやないか。優等生面すな」
「なんだかなあ……いいのかなあ……」

ピップは船員たちに声をひそめて言った。
「この部屋は海賊たちが財宝室にしてるんだけど、中に入れば護衛兵がやってくるかもしれない。僕が囮になって連中を引きつけるから、君たちは隠れていて、不意打ちするんだ」
「よし、任せてくれ」


「本当にいいのかなあ……」
「ええねんええねん。船員どもも納得しとるし」

「さっき見たけど、甲板には十人の海賊がいる。イアソンたちは十人で船首のほうから闘いを挑んでくれ。残った三人は僕と一緒に船尾に回って、背後から襲う」
「何という戦略家だ!任せてくれ!」


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