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魔法のひよこ
2005-04-07 Thu 03:49
ピップがおとなしく台のうえに大の字になると、覗き込んだ魔神が手に持っていた短剣をピップに渡した。
「こいつは魔法の短剣であるぞ。いかなる敵であれ、一発でしとめる短剣ぞ。だが、一回しか使えぬ。それと、もうひとつ……とても貴重な品を授けよう。ただし、条件がある」
「なんでしょうか?」
「実はな、ひとつ弱ったことがあってな。それを余の詩に託して朗読するから、答えてほしいのじゃ……」


「この短剣があれば、ティラノザウルスを攻略できるね」
「おまえ、だんだんRPGのガイドマスコットみたいになってきたなあ」
「う……そんなことない……」
「魔神の詩が始まったけど、読者は読むに堪えんやろ。ウチが要約したろ。……要するに、普通のひよこに混じってしもた三本足の魔法のひよこの数を答えたらええわけや。ひよこは全部で300羽、足は全部で703本」
「代数の基本問題だね」

「正解!当たりぃ!よくぞアリストプラトンの"ひよこの定理"を知っておったな!」
魔神が絶叫したとたん、水晶の柱のあいだに凄まじい放電が起き、あっという間に闇に包まれた。
そして気がついてみると……母船の甲板にひっくりかえっていた。右手に水晶の短剣、左手には黄金の鍵を握っている。


「黄金の鍵、三つ目だ」
「全部で何個あるんか知らんけど、とりあえず恐竜島に戻ってティラさんに復讐や!」
「ティラさん……」

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