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紫湖
2005-09-25 Sun 15:24
紫色の丈の低い草が群生する草原へと分け入っていった。やがて道の分岐点に来た。東には虹のたもとが見える。はるか南には巨大な岩の壁がそそり立っている。

東と南はチェック済みだ。北はたぶん川に行き当たるだろうな。西へ行ってみるか。

前方に湖が見えてきた。紫色の水蒸気が立ちのぼっている。湖は北へ広がり、ひっそりと静まりかえっている。少し先の湖岸に不気味な渡し船が着けられており、船の上にはローブを着て頭巾をかぶった痩せた男が立っている。渡し守のようだが、顔は見えない。その男が骨のような手を伸ばして無言で手招きした。

うはっ、図らずも「今頃ソーサリー」と似たような状況になってるな。別に乗らなくても北へは行けるようだが……そうだな、男ならやってやれ、だ。

骸骨の渡し守は黙ったまま、謎めいたしぐさをした。すると渡し舟はひとりでに動き出し、湖の暗い水面を音もなく滑っていき、二人を14へ運ぶ。(おい、ちょ、待て!)
いや、ごめん、114だった。(ふざけんな!)


島に辿り着いたぞ。中央に小さな石造りの塔がある。おっ、渡し守も船も消えちまった。俺たち、取り残されたらしいな。

塔には頑丈そうな木戸がひとつだけついており、何かを閉じ込めているように閂がかけられている。閂は簡単に外れた。と同時に木戸が凄まじい勢いで開き、ピップは吹き飛ばされてしまった。
牢獄から飛び出してきたのは、ずんぐりとした筋肉質の人間によく似た生き物だが、角が生え、うろこがある、悪夢のような怪人だ。


こいつは塔に768年閉じ込められていた悪魔の落とし子だそうだ。生命点は80点(弱っているんだとさ!)、基準点は3で被害点+2だ!何の魔法もなしに勝てるか!感電死を期待して戦ってみるか?逃げるだろ。湖に飛び込んで泳ぐしかなさそうだ。躊躇してる余裕はないぞ。

ドッボーン!

……やれやれ、何とか溺れずに北の湖岸に辿り着いたな。
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