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ブロッグワート城砦
2005-10-01 Sat 03:35
要害堅固な南の城にやってきた。訪問客の長蛇の列に並び、門衛のところまで進んでいった。
「王室発行の硬貨はお持ちですか?」
「ええ、このとおり、合金貨を4枚持っています」ピップは堂々と硬貨を見せた。
「結構です。お通りください」
城門を入ると、真正面に王宮があった。そのまま入っていくと、そこはいきなり城の謁見室で、ブロッグワート王が側近も従えず、王座に落ち着きなく座っていた。髭を生やした女と話し込みながら。(あれは橋の上で会ったカップルの片割れだ。確かダイナとかいった。どうやらロミオとジュリエットらしいな)
そうしていると、王がピップに気づいた。彼はピップを食い入るように見つめると、いきなり両手を高々とかかげて叫んだ。
「降参だぁ!余はすみやかに降参するぞ!」
「なんですって?」ピップは驚いて聞き返した。
「敗北を認めるというのだ。勘弁してくれ……お前、ピップだな?」


意外な展開だな、これは。聞くに、エクスカリバーを盗ませたのは革命分子にそそのかされた王の側近で、実行犯は邪悪な魔術師らしい(誰だ?)。

「よいか、余はやつらに言ったのだ。アーサー王は黙っておらぬと。かならずや、勇敢かつ非情で、賢人にしてハンサムな若き英雄を差し向けるであろうと。魔術師アンサロムをやっつけ、ドラゴンを退治し、魔界の門を閉め、サクソン人の侵入を防いだピップを差し向けるであろうと。事実、お前はここにやってきた」

お前の名声もずいぶんと広がっているようじゃないか(まあ、その内の6割方は俺の功績なんだがな)。それじゃあ、ビビりまくってる王様から剣を返してもらって一件落着といくか。

「返したいのは山々だが、返せないのだ」王は情けない声で言った。
「邪悪な魔術師が魔法をかけて、"闇の迷宮"の奥に隠してしまったのだ。この王宮に隠されているのは確かだが、魔術師が行方をくらませてしまって途方に暮れておる……入り口はわかっておるのだが」
「どこです、入り口は?」
「ここだ!」


王座が入り口らしいな。暗い階段が下へのびている。これは行くしかないな、相棒!

王が上から覗きこみ、大声で警告を付け加えた。
「よいか、闇の迷宮にはいくつか扉があるが、正解の扉はただひとつということじゃ。誤った扉を開けぬようにせよ!」

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